気を付けたい眼病のこと
私たちの目は、様々な要因によって病気を患うことがあります。眼病は、早期発見・早期治療が大切です。今回は、代表的な眼病の種類と、それらの予防方法についてご紹介します。
代表的な眼病の種類
これらは、目の屈折異常が原因で、物がぼやけて見える状態です。遺伝的な要因や、子供の頃の読書習慣などが影響すると言われています。
眼のレンズにあたる水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。加齢が主な原因ですが、糖尿病や紫外線もリスク因子となります。
眼圧が上昇し、視神経が損傷することで視野が狭くなる病気です。自覚症状がほとんどないため、定期的な眼科検診が重要です。
網膜の中心部分である黄斑が変性し、中心視野が歪んだり、物がゆがんで見えるようになる病気です。加齢が主な原因ですが、喫煙や高血圧もリスク因子となります。
目の表面を覆う涙の量が減ったり、涙の成分が変化したりすることで、目が乾いて不快になる病気です。パソコン作業やコンタクトレンズの長期使用などが原因となることがあります。
眼病の予防方法
眼病は、生活習慣や加齢など、様々な要因によって引き起こされます。しかし、日頃から注意することで、多くの眼病は予防することができます。
ビタミンAやルテインなど、目の健康に良い栄養素を積極的に摂取しましょう。緑黄色野菜、魚などを中心に食事を摂ることを心がけましょう。
睡眠不足は、目の疲れを招き、眼病のリスクを高めます。質の高い睡眠を心がけましょう。
パソコン作業やスマートフォンを見る時間を控え、こまめに休憩を取りましょう。
紫外線は、白内障や加齢黄斑変性の原因となるため、外出時にはサングラスを着用しましょう。
自覚症状がなくても、定期的に眼科を受診し、眼圧測定や眼底検査を受けましょう。早期発見・早期治療が大切です。
もし、目の違和感を感じたら、早めに眼科を受診しましょう。